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不動産市場③ [知識]

こんにちは!
前回に引き続き、不動産業界をとりまく市場について考察をしてみました。

「人口が減少するのに、毎年新築を建築し続けて大丈夫?」というお声を耳にする事があります。
しかし、前回のブログでも書いたとおり、世帯数(特に単身・DINKS世帯)は今後も増加していく傾向にあります。
また、新築される賃貸物件においても、物件の間取り、設備、立地、賃料の違いによる需要(入居ターゲット)は当然異なり、供給の少ない(競合の少ない)入居ターゲットにフォーカスした賃貸戦略を立てる事で堅実な不動産投資の実現は充分に見込めると私は思います。

『失敗する』要因とされているリスクは、確かな賃貸経営戦略をもってすれば、充分にマネジメントできます。
「リスクがあるから失敗する」と思われる方もいらっしゃいますが、すべての選択には必ずリスクがあります。
行動するリスクと、何もしないリスク。多くの人は何もしないリスクに無頓着すぎるのではと私は思います。

ホンダ創業者の本田宗一郎氏はこう言っています。
「チャレンジして失敗することを恐れるよりも、何もしないことを恐れろ!」と。

私も一回しかない人生、チャレンジして前のめりに倒れる人生でありたいと思い、今日も不動産の売買情報に目を光らせています!





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不動産市場② [統計分析]

こんにちは!

前回に引き続き、不動産を取り巻く市場について、ご紹介していきます。

不動産投資、賃貸経営のリスクとして上げられる、地価の下落。つまり、不動産の価値の下落は何故起こるのか、そして価値が上がることはないのか私なりの考えを纏めてみました。


そもそも地価下落の要因は何なのか?

一番に思いあたるのは、1991年の不動産バブル崩壊です。また、あまり知られていませんが、1994年の土地の固定資産税の評価基準の変更(増税)も地価下落が長期化している要因となっております。
では、「地価下落は防ぎようがないのか」というと、そうではありません。

近年のスタンダードな不動産価値の評価方法の一つに将来のキャッシュフロー(収益)をベースとする『収益還元価値』に基づく考え方があります。
具体的には、平成23年の『九州新幹線全線開通』が顕著な事例としてあります。九州全域と西日本からの集客増という将来のキャッシュフロー増大予測によって、博多駅周辺と福岡市天神の地価が上昇し、全国の地価上昇率10位内に福岡市の4地点がランクインする事となりました(2011年9月 『国土交通省都道府県地価調査』より)。

同様に、家賃収益を目的にした不動産投資においては、安定した入居実績と家賃収益で、収益還元価値が維持または向上する可能性があります。

特に首都圏では、2020年の東京オリンピックの開催を控え、その経済効果や人口増、土地の資産価値の向上に期待が寄せられています。

不動産投資は、しっかりと今後の市場動向を見据えたエリアの選定が重要ですね。





不動産市場① [統計分析]

こんにちは!
不動産投資、賃貸経営って怖い、胡散臭いと思ってる人、少なくないですよね?
でも、今住んでる部屋の賃料が、大家さんの毎月の収入になっているって考えたことありますか?
実際、不動産投資や賃貸経営には、空室になった時の収入減や銀行借入の返済金利の変動といったリスクも伴います。

「少子高齢化、人口減少時代に不動産賃貸業は成功するのか」
「バブル崩壊後、地価は下がり続けている不動産投資は資産が減るだけ」
「毎年新築が建て続けられていて需要と供給のバランスが崩れている」
って心配になりますよね?

不動産投資を考えた時、社会問題(少子高齢化・人口減少)や景気(デフレ・失われた20年)は投資環境に大きな影響力を持っています。

表面上の問題点を見ると、確かに不動産投資は先が見えない投資手法のように見えますが、ひとつひとつを掘り下げて考えると答えが見えてきます。

少子高齢化と人口減少
日本の総人口は、平成22年頃の約1億2800万人をピークに徐々に減少していき、平成67年頃には1億人を下回るという予測があります。(総務省統計局「人口の推移と将来人口」より)
賃貸経営を考える時、人口は重要な指標になりますが、それ以上に見なければならない項目は『世帯数』と『世帯員数』です。
人口問題研究所では、平成22年の国勢調査の結果を基に、世帯数については平成32年まで増加し、特に単独世帯の割合は増加し続けると予測されています。ここに着目した戦略があれば、人口減少社会でも賃貸経営で勝ち抜く事ができます。

ゆくゆくは、ブログで各地の人口推移や世帯人員数の変化を紹介していきたいと思います。
私自身も各地のデータを見比べて自分の投資物件探しの糧にしていきます!






投資と投機 [知識]

こんにちは!

前回に引き続き、不動産に興味を持ってくれる人の裾野を広げる為、ウンチクを語りたいと思います(笑)。
こういう話を、結構面白いって思うのは私だけですかね。。。

「収益不動産に投資」っていうと、胡散臭いとか失敗して損しそうって思ってる人ってまだまだ多いと思うんです。
でもそれは、『投資』と『投機』を混同してるんじゃないかと思います。


1991年。その前年に大蔵省が通達した「土地関連融資の抑制について」(総量規制)を発端に不動産バブルが崩壊しました。
当時を知る人の中には今でも、「株と不動産に手を出してはならない」と諫言される方も少なくありません。


本当に「株と不動産に手を出してはならない」のか?

『投資』と『投機』の違いを考える時、バブル崩壊の教訓から多くを学ぶことができます。
今回は、『投資』と『投機』の違いを歴史を振り返りながら検証してみたいと思います。


「バブル経済」は日本だけで起こった現象ではありません。

世界初のバブル、「チューリップ・バブル」って聞いたことありますか?
それは、1637年 オランダでチューリップの球根の取引への『投機』を発端にして発生しました。
チューリップ・バブルは、チューリップの栽培や花の美しさには興味を持たず、「価格が上昇して転売益を得られるだろう」という"機運”に乗じて多くの人々が実態から乖離した取引を重ね起こりました(『投機』)。
『投機』とは、短期的な価格変動を目論んで利益を得ようとする行為をさします。
その後、泡が弾けるように終焉を迎えたチューリップ・バブルは、破産者と成金を生んでその幕を閉じました。まさに『投機』とは運頼みのハイリスクハイリターンの象徴といえます。

これに対し『投資』とは、経済学において「資本(生産手段)を増加させる事」とされています。
国による「公共投資」や、企業における「設備投資」、広い意味では英会話教室に通ったりセミナーに参加する「自分投資」がこれにあたります。
例えば100万円が手元にあったとします。何もしなければ消費してしまうか、貯金して100万円はほぼ100万円のままです。
一方この100万円を使って、「設備投資」を行い生産性を高める事ができた場合。この100万円は、「100万円の設備」とそれが生産した『+α』へ資本が増加した事になります。
ロバートキヨサキ氏が「金持ち父さん 貧乏父さん」の中で語った「お金がお金を稼いでくれる」とは言いえて妙だとつくづく思います。


じゃあ不動産に対する『投資』を考えた場合。資本の増加とは何か?
「入居者が入るのか」という事に興味を持たず、“土地神話”の機運に乗じて、ただただ土地の値上がりを信じて不動産を購入する事ではありません。

不動産を購入する事で、家賃収入(インカムゲイン)を得るという事が「資本の増加」になります。
この時、「どんな入居者に住んでもらおう」とか「どんな間取りが好まれるのか」
「この家賃設定で長く住んでもらおう」と考えインカムゲインを増やしていこうと考える事が本来の『投資』だと思います。

“機運”に乗じて、資産を投じる『投機』
資産をどうやって育てていこうと考える『投資』

成功する不動産大家さんの秘密はここにあると思います。

次回からは、『不動産投資』の実践に即した不動産市場の見方やリスクへの備えについても紹介していきたいと思います。





投資と浪費 [知識]

こんにちは!

今回は記念すべき第2回目の投稿です!(毎回記念してんじゃね~か、、、)
少しでも多くの人に不動産に興味を持ってもらいたいという思いから、
今回は、私の普段の仕事について、「収益不動産」「不動産賃貸経営」について
紹介していきたいと思います。

なぜ不動産を購入するのか、購入する事にどんな意味があるのか、
その答えの入り口部分を説明していきます。

いきなりですが、投資と浪費の違いについて、考えたことありますか?
不動産といっても『資産』になる不動産と『負債』でしかない不動産があります。
端的にいうと収益不動産と、マイホームが良い例です。

庭付き一戸建て、日曜日には庭でバーベキュー、こだわりの書斎、家族の団欒。
誰もが一度は抱くマイホームの夢。
将来を考えた時、賃貸で家賃を払い続けるより住宅ローンを払ってマイホームを
購入した方がオトクと思ってしまうのも当然ですね。

しかし20~35年間に渡り住宅ローンを返済していく中で、『夢のマイホーム』が
『苦悩の種』になる事を危惧させるデータが出ています。

【金融資産残高が減少した理由~平成24年度(複数回答)】
定例的な収入が減ったので金融資産を取り崩したから・・・43.8%
耐久消費財(自動車・家具・家電等)購入費用の支出があったから・・・30.4%
こどもの教育費用、結婚費用の支出があったから・・・26.2%
株式、債券価格の低下により、これらの評価額が減少したから・・・23.0%
旅行、レジャー費用の支出があったから・・・10.8%
土地・住宅購入費用の支出があったから・・・9.3%
扶養家族が増えたから・・・4.7%
その他・・・17.1%           (「金融広報中央委員会2012.10.31」より)

1991年のバブル崩壊から、日本は「失われた20年」と呼ばれる長期的な
デフレ状態が続いています(本格的なデフレは1997年の消費税増税)。
収入が減っていく中で、賃料の安い住まいへ引越しできる『賃貸』に比べ『マイホーム』は
毎月ローン返済がある為、家計を逼迫していく恐れがあります。

『資産』と『負債』
「賃貸は家賃を払い続けるだけ、マイホームはローン返済しながら『資産』を
手に入れる事ができますよ」
住宅販売の営業マンの台詞にはマイホーム購入の決断を促す魔力が潜んでいます。
この『資産』という言葉。同時に住宅ローンという『負債』を負っている事を見落としがちです。


それでは本当の意味での『資産』とはどういうものか?
『資産』とは会計学用語で財務会計および簿記における勘定科目の区分の一つです。
将来的に「収益をもたらすことが期待される経済的価値」の事をいいます。
ちなみに『負債』とは勘定科目の区分の一つで、「返済等の必要がある経済的負担」を指します。

つまり、マイホームは『資産』ではなく『負債』である事がわかります。



同じ不動産でも『負債』ではなく『資産』になるものがあります。
それが、収益不動産と呼ばれる「賃貸して家賃を得る」アパートやマンション・テナントです。
この収益不動産の購入には、マイホーム同様に銀行からの融資を利用する事が一般的ですが、
ローン返済の原資は『家賃』が充てられます。
給与収入等でキャッシュアウトしていくマイホーム(『負債』)と違い、収益不動産は家賃収入
というキャッシュフローを生み出す『資産』となります。

それでも、「マイホームの夢は捨て難い」と多くの人がおっしゃられます。
そんな時私は、給与収入以外に定例収入を生み出す『資産』を手に入れてから、
夢のマイホームを購入される事をお勧めしています。

収益を生み出さないマイホーム購入は浪費(消費)ですが、キャッシュフローを生み出す
収益不動産の購入は投資です。
住宅ローン返済中の収益不動産購入の融資審査の場合、その人の返済能力は
マイホーム購入という浪費によって大きく毀損されていると評価されます。
逆の場合、収益不動産は『資産』ですので、プラスに働く事はあっても大きなマイナス要因
にはなりません。
順番を誤ると投資の可能性を自ら閉ざしてしまう事になりかねません。
『資産』と『負債』しっかり見極めていかなければならないです。
(ちなみに私は、この罠にはまってマイホーム、、、建てちゃいました。笑)

次回は、『投資』と『投機』の違いについて考えていきたいと思います。
不動産バブル、ITバブル、平成不況。『投資』につきまとう不安について紐解いていきます。





ブログ初投稿!

こんにちは!

今回の投稿は、個人的に記念すべき初投稿です。
誰からも注目されない、誰の目にも触れることもない
ひっそりとしたアニバーサリー投稿になるだろうと予想しつつ
書いてます。




ブログ紹介文にも記載しましたが、不動産業界10年の経験をもとに
不動産投資や賃貸経営について情報発信していきたいと思います。

とは言いつつも、細く長く続けて行くために、日記感覚できままに
書いていきます!

初回のブログは自己紹介で、、、
私の不動産業界歴10年のうち、賃貸仲介に7年、収益物件の売買に3年
携わってきました。
加えて転勤族だったということもあって、引っ越し経験は10年間で9回!
正直、不動産賃貸経営に関する嗅覚には自信あります。

しか~し自己所有の不動産は今日現在、、、自宅のみ、、、しょぼ
今は虎視眈々と掘り出し物件を求めて爪を砥いでいる33歳です。

ブログは、1週間に1回ペースで無理なく、細く長く続けていくつもりです。
私が収益不動産を手に入れるまでのサクセスストーリー(?)の実録として、
そして、同志である不動産投資家さんに向けた情報発信ができたら幸いです。

「きままに不動産」・・・自己満足臭プンプンですが、多くの方に読んで貰いたいなぁ
奇跡的にこのブログを読んでくださったみなさんに次回も読んでいただけるよう
張り切って更新していきますので、応援宜しくお願い致します!


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