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不動産管理ってこんな仕事?? [日記]

こんにちは!
今回は、管理担当者から聞いた日常業務の話を紹介します。
不動産会社の仕事は大まかに分けると
・賃貸仲介(お部屋探しの仲介)
・売買仲介(土地や建物の売買の仲介)
・建売
・管理
の4種類に分かれます。

それぞれの仕事が密接に関わってお仕事をするのですが、意外と自分の業務以外の事には疎いんです。

先日、管理業務をしている知り合いから聞いた話を紹介します。
(守秘義務の範囲内で書きます)

管理業務というのは、大家さんに代わって家賃の集金や入居募集条件の考案、建物の保守点検修理を行う仕事です。
そして、入居者様からのクレームの応対をするのも、大体この担当者の仕事になります。

管理担当のAさんは、いつもの巡回業務を終えて会社に帰る途中、「緊急対応案件」というメールを受けました。
(この手の仰々しいメールは、ほぼ間違いなくクレーム対応)

以下、Aさんから聞いた話を思い出しながらAさん目線で書きます。

入居者様から「すぐに現場へ来い!」というクレーム入電があったとの連絡。
(実はこの入居者様は有名なクレーマーで、入居中のトラブルでいろんな管理会社の物件を出禁になって転々と引越しをしているとか…)
「あ〜、かなり炎上してるな…」と思いつつ現場へ直行。

ご連絡頂いた入居者様のお部屋に着くと、間髪入れずに
「今すぐこの騒音を止めろ!こんな部屋に家賃が払えるか!」
とすごい剣幕。
すぐに騒音を止めなければ家賃を払わないなんて、ヒドイ要求だと思いつつ騒音の確認の為に室内に入ると…

ヴィ〜〜ン、ヴィ〜〜ン

確かに何かのモーター音のような音が微かに聞こえる…
騒音と呼ぶには、あまりに微かな音だったが、音の感じ方は人それぞれ、ここで入居者様の感情を逆なでする様なヘマはできないと思いつつ、まずは騒音の発生源を探しました。

今回の部屋は、角部屋。(隣は最近空室になったんだっけ?)
木造2階建の1階の部屋。音の方向は明らかに2階からでは無い…

鉄筋コンクリートのマンションの場合は、コンクリートや水道、下水パイプが糸電話の糸のような役割を果たして離れた部屋の音を伝達する事がありますが、木造の場合はまず考えられません。

これは心霊現象か?
壁の中に何かがあるのか…

ヴィ〜〜ン ヴィ〜〜ン ヴィ〜〜ン

音が聞こえる場所は、確かに空き室になっている隣の部屋との界壁。

隣の部屋にはもちろん、モーター音が発生するような物は無く、何よりブレーカーが落とされているので、電気的な音がするはずが無い…

そうこうしている間に、入居者様の怒りはMAXになり
「責任者を呼べ!」と怒鳴り散らされ、他の部屋の住民達も「何事か?」と野次馬ができつつありました。

現場の人間として「責任者を呼ぶ」ということは、プライドが許せない歯がゆい事です。

もう一度だけ、音の発生源を確認させて下さいとお願いし、件の部屋に入らせて頂きました。
音のする方向にはベッドが置かれています。
「こちらにもモーター音が発生する物はないか…」と諦めかけた時、
ふとベッドの下に目をやってみると、
ヴィ〜〜ンという音と伴に、わずかな振動を感じました。

あっっ…
手を伸ばして、音の発生源をついに発見!!

音の発生源は…ピンク色の「いわゆる大人のオモチャ…」

それを後ろから見ていた入居者様…
怒りに燃えた真っ赤な顔が。
みるみる真っ青に…

その後、この入居者様からのクレームは無くなったとか…


不動産投資 成功へのイメージトレーニング: 自分に最適な投資スタイルを見つけよう (単行本)


不動産投資 成功へのイメージトレーニング: 自分に最適な投資スタイルを見つけよう (単行本)

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  • 作者: 沢 孝史
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2014/12/09
  • メディア: 単行本



勤労の喜びを感じつつ仕事にいそしむ今日このごろ [日記]






こんにちは!
今日は、3連休の中日。
『勤労感謝の日』。

勤労感謝の日とは、宮中行事『新嘗祭(にいなめさい)』に由来します。
新嘗祭とは、天皇陛下が五穀の新穀を神様にに進め、また、自らもこれを食して、その年の収穫に感謝する、収穫祭です。(マメ知識:明治天皇の玄孫の竹田恒泰氏によると、新米を口にするのは新嘗祭が執り行われた後が本来の風習のようです。)

そんな、収穫を祝い日々の勤労に感謝の思いを巡らす『勤労感謝の日』、私は新築の投資用アパートの内覧会を開催していました。
秋晴れの澄んだ空気と、高い空の下いろんな投資家さんとお会いしました。
考え方や思いは人それぞれですが、みなさん自分の将来家族の将来日本の将来について真剣に考えていらっしゃる方ばかりで、私も刺激を得ることができました。

来週は、衆議院の解散総選挙の公示日となり、さらに日本の経済が動き出していきます。
巷では、「大儀がない」「争点がない」といわれていますが、「デフレ脱却」の実現に向けて実行力と政策力の高い候補者を応援したいと思います。

不動産投資・賃貸経営は、経済環境に大きく影響をうけます。日本の人口構造から、多くの政策は高齢者が優遇されていると私は感じています。
高齢者や、親世代を大切にする事は当然だと思います。
しかし、しっかりと現役世代が『勤労の喜びを感じられる』社会づくりができて初めて、高齢者や親世代を支える事ができると思います。

まずは、身近な人に政治にも関心を持ってもらい、自分なりの考えを持って投票にいくよう呼びかけていきたいです。





買ってはいけない物件。。。間違いだらけの銀行選び [日記]

こんにちは!
資金調達についてあまりにも間違った選択をしている人が最近急増しています!

不動産投資を考えた時、物件選びと同じくらい重要なのが、銀行選びです。
そもそも不動産投資に、なけなしの現金だけで挑もうとする人は、よっぽどな金持ちか何かだと思いますので、銀行融資の重要性は言わずもがなですよね。

不動産投資に限らず、マイホームを購入する時は、住宅ローンをどうするか考えると思いますが、たいていの人は、「どこから借りるか」よりも「どれくらい借りれるか」「月々の返済に問題がないか」を重視されると思います。

特に不動産投資では、物件の購入にばかり意識が向いてしまって、本来の目的であるはずの収益性よりも、購入できるかどうか、銀行から融資が降りるかどうかばかりを重視してしまう傾向があります。

私が今回、あえて警鐘を鳴らしたいと思ったのは、ある銀行を使った危険な投資が横行しているからです。
具体的な銀行名は出せませんが、その投資スキームについてご紹介します。

その銀行は築古の物件に、常識はずれの融資期間で融資をすることで有名な銀行です。
木造の耐用年数(税法上)は22年ですが、この銀行は築27年の木造アパートに20年の融資を出している例をいくつも見かけています。

耐用年数を超えているので、当然低価格となり利回りは高いのですが、通常の銀行は耐用年数を超えて長期間の融資を行わないので、キャッシュフローが出ません。しかし、この銀行は20年超の長期間の返済期間を設定する事金利4.5%という超低金利時代にそぐわない条件でも驚くほどキャッシュフローが出るんです。

通常叩き売り同然の耐用年数オーバーの物件が、どんどん売れているのですが、当然入居付けには苦労しますし、修繕リフォーム・リノベーションには創造以上の労力と資金が掛かります。
結果、儲かるのは、ボロ物件を仲介する業者と高い金利で融資する銀行だけ。

見かけのキャッシュフローに踊らされた投資家は、近い将来痛い目を会うのは確実だと思います。

『銀行が融資する物件だから大丈夫』と思っちゃうのか。。。
私は、踊らされる事なく、「銀行が融資が受けられるから買う」のではなく、自分が堅実に収益を期待できるという物件で「銀行を口説いて」買いたいと思います!





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買ってはいけない物件。。。間違いだらけの物件選び [日記]

こんにちは!

今日は、大家さんからショッキングなお話しをいただきました。。。

数ヶ月前に購入された新築アパートが、完成後も満室にならないという悲鳴に近いご相談です。
新築アパートのメリットは
入居募集が容易で、空室に困らない
②銀行融資が長く受けられる(キャッシュフローが出やすい)
③購入後欠陥が見つかっても保証がついている。等があります。
今回メリット①が早々に崩れてしまっている状態なんです。

どうして、このような事態になったのか実際に物件を見せていただきました。
お付き合いのある業者さんが建てた物件なので、詳細はお伝えできませんが、私がさくっと見ただけでも出てくる出てくる・・・大家さんには申し訳ないのですが、私だったら買わないだろうな・・・

買ってはいけない物件のダメダメな点
①複数棟を連棟で建てている(今回は3棟連棟の1棟)

②1LDKの表記なのに、どう見ても1DK(えっ!?これ部屋としてカウントしてるの?って感じ)

③キッチンの配置にセンスが無い

今回の物件は、地元でも建築費が安い事で有名な会社さんの物件。(利回りは新築にしては高いので、今回の大家さんも買っちゃったんだろうな。。。)


①に関しては、不動産屋の立場で考えると、仕方ない部分があります。広い土地に大きな建物を建てて売るより、手ごろなサイズに分けて販売した方が売りやすいんです。
銀行が融資する価格帯と購入希望者が多い価格帯がマッチするんです。
でも、投資家目線で考えると一箇所に複数棟あると、入居者探しに苦労するんです。
しかもライバル同じ立地同じ年代の物件、しかも間取りも似ていて勝負するところは「家賃」だけ。
そりゃあ価格競争に巻き込まれます。
しかも今回、先に建った他の物件が満室になっていなくて大家さんのアパートの入居付けの優先順位は↓↓

②1LDKなのに寝室にあたるであろう部屋が4畳以下、しかもLDKとは引き戸で分けられているだけ。
戸を開けた状態だと1DKか広めの1Kにしか見えません。
1LDKの入居希望者は、カップルの入居やDINKS(子供のいない共働き家庭)、年収の高い単身者が多いのですが、そういった入居希望者がこの部屋を訪れて、ガッカリする姿が想像できます。。。


③キッチンの配置。重要です。
男性でも料理やお弁当を作る時代。使いにくい配置や、料理したいと思えない間取りは、これからドンドン淘汰されていくでしょう。


大家さんの努力や、管理会社の力量で、なんとかなる場合もあります。
しかし新築で努力や運などが必要な物件は今後の長いお付き合い怖すぎます。

不動産業に携わる者として、このような大家さんが増えないよう、正しい物件の選び方のサポートをしつつ、真面目に優良な物件を提供していけるよう邁進して参ります!





私がほしい収益不動産② [日記]

こんにちは!

前回は、『新築』で『郊外』の物件を選びたいという内容だったんですけれど、補足で何故『郊外』なのか投稿します。

投資に向いている『エリア』の考え方。
 
それは、キャピタルゲインを狙うのかインカムゲインを狙うのかで、考え方が大きく変わります。
 キャピタルゲインを狙う場合、『値動きが大きいエリア』を狙う必要があります。例えば、駅近くや大通り沿い、整形地、または都心の一等地と呼ばれるエリアです。
 インカムゲインを狙う場合、長期的に安定した賃料収入を維持する事が重要です。つまり競合する物件が少なく、賃料相場に対して土地値や固定資産税が安いエリアを選ぶべきです。

 しかし、不動産投資の現場で『インカムゲインを狙っているのに、キャピタルゲインのエリアを選択している』ことが、しばしば見受けられます。
 確かにインカムゲインを狙いつつ、キャピタルゲインのエリアで成功する例もありますが、競合が多く固定資産税というランニングコストを考えると効率の悪さは火を見るよりあきらかです。

特に不動産の取引相場が高止まりしている現在は、キャピタルゲインを狙うにはリスクが高すぎます。
(株式投資と同様に、底値で購入して高値で売却するのがキャピタルゲインのやり方です)

それに、ブログ名のとおり「きままに不動産」を扱うには、キャピタルゲインの機会をうかがって気を張っているよりも、インカムゲインでじっくりと資産を育てていきたいと私は思います。






私がほしい収益不動産 [日記]

こんにちは!
不動産業界10年。
そろそろ自分が所有する収益不動産がほしくてうずうずしています。。。

前回のブログで「-何もしないことを恐れろ!」と書いたものの自分自身はまだ1棟も所有しきれていない現状。。。

しょぼっ↑

でも、慌てて分析を怠るようなことや、投資対象をブレさせるようなことは決してしないつもりです!

今回のひとり言日記は、ズバリ!「私がほしい収益不動産」を公表したいと思います!!
不動産投資といっても、目的や資産背景によって、選ぶべき対象が異なります。
(結構これをわかっていないと、ブレブレで変な物件を購入してしまいます。)

1棟目の購入と、2棟目の購入とでは、当然戦略も異なります。
1棟目は、できるだけ少ない自己資金で、キャッシュフローが稼げる物件が良いと考えています。
できるだけ少ない自己資金というと、規模の小さな安い物件を想定しがちですが、これでは銀行評価も期待できませんし、2棟目につながるキャッシュフローも見込めません。
そこで私が狙っていきたいのは、
ズバリ『新築』さらに土地値および固定資産税の安い『郊外』です。

『新築』は私の経験上、銀行評価を得られやすく、融資の返済期間も長く取れるので、キャッシュフローが出やすいという特徴があります。
『郊外の土地』は、目利きが必要です。人口が増加していて、賃料相場に対して土地の価格が安いエリア。しかも賃貸需要が特定の大学や会社・工場に依存していないエリアです。


収益不動産は、1棟よりも2棟、2棟よりも3棟と所有物件を増やして行った方が、空室のリスクを分散させることができます。
(例えば、10部屋のアパート1室の空室と、10室×2棟のアパート1室の空室を入居率で比較すると、前者は入居率90%であるのに対し、後者は入居率95%になりその差は5%もの違いがあります。)

まずは1棟目、しっかりとリサーチして大胆に攻めていきたいと思います!!






タグ:不動産投資

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